ikkei602000 お魚さん待っててね!

美味しい季節の魚を求めて釣り人の特権を頑張って維持しているのです。

 もう海釣歴は40年ですが なかなか思うようには釣れない日記です。海のない県育ちが最初昭和47年新潟で11pm見て佐渡沖の白山・月山瀬まで深海釣りを開始して以来、平成になっては東京湾はじめ関東エリアに出撃してはあれこれターゲットに海釣専科をしています。今はフグに夢中です。

初釣り 横十間川水路 ハゼ37匹

 寒中の夜釣 住吉会常連雨男さんから教えてもらったポイント・仕掛け(針赤ハゼ8号 錘0.5号中通し 幹糸蛍光チヌ3号)で 15㎝サイズを17時から19時まで。14時半ベビーホタテを多摩永山で、錦糸町近くの上州屋で青イソメを買って16時半ころに竿を出していたら、自転車でゴンゴンさん(聞けば自宅は吉祥寺だって??えーこの寒中に都内を抜けて自力で漕いできたのー!!)が朝潮運河はだめだったと言いながら来て、住吉会の書き込みでは前日までは賑やかだったみたいなのに、昨日は二人だけで貸し切り状態だった。しかし4日だったか,カモが釣れたと書き込みされていたが、この日も対岸近くを悠々と泳いでいるのが2羽ほどいて、あれが寄ってくるともうダメだと言われたが、いつの間にかいなくなった。餌を換えて見ても 暗くならないと全然当たらない状態だったが16時55分くらいにケミ蛍50mmの深さ調整をしていたら 縁に寄せておいていた竿に当たりがあって小型が釣れた。アオイソメの方が前回暮れに釣った時は良かったのだが、この日は初めてホタテに当たりが良く出て、抱き合わせでやったら、ホタテがないときの方が間が長かった。
 しかし前に釣れた20㎝のでかいのは今回はなし!でも風もなく、酷寒時期にしては比較的寒さが緩んでくれていたので、手袋もせずに釣り続けられて良買った。

 今回ちょっと参ったのは、江東区の汚染調査レポートの件だった。ゴンゴンさんから聞いたらホームページに載せられているのでというので横十間川のを見たら、やはり検体のデータが赤字で基準値超えて表示されていた。「釣ったら食べなきゃ」の私としては、去年の親子の水難事故もあったし、これは知らないまんまでは いけないことでありました。

抱卵ハゼの天ぷらパーテーを楽しみました。

昭和の落語名人金歯師匠の「江戸前の釣り」に出てくる珍味・ハゼ卵のからすみを(著作のようにガーゼで包んで塩麹に漬けるまではできませんンで)しょうゆ漬けにしてから焼いていただきましたが、絶品でした。 釣ってきたその日に並べて写真を撮ったら、元気が良くて跳ねまわって欄外に飛び出してしまう始末。当日は帰宅が21時頃だったので、うろこを落とすだけにして、翌朝に捌きましたが、やはりまだハゼの身の色もきれいでした。

ハゼの小さいのにもきれいな卵が入っていて、焼き干しにしたらその身が実に飴色できれいだったので、たぶん脂がのっているのだと思いました。これでイワナの骨酒のように熱燗でいっぱいやり旨かったでした。

ハゼ天ぷらには20㎝サイズはそのまま1匹で揚げましたが、そのほかはボリューム感を出す為に抱き合わせにしてあげました。昔は私は食べる人で、家内がきれいに仕上げるので私には手を出すなと言われていたんですが、こういう細かいのにも今では私も捌けるようになったんです。息子が釣ってきてから食べるところまで(わが家と全く反対に向こうでは嫁は全く手が出せないので)全部やっているので、時代ですかね??それがこちらにも影響を及ぼしたのであります。

ハゼ20㎝に会え41匹!教えてくれた名人に感謝!

今年は真夏に孫達を連れて初めて横十間川でハゼを釣って以来10回も通ったのに なかなか釣果が満足できなかった。18日ここの常連たち住吉会の皆さんが夜の帝王戦を開催されたのを観戦に行く予定が、団地の階段清掃&餅つき大会で行けなかったのでしたが、準優勝された名人からメールで仕掛け・ポイントを教えて頂きましたので、20日に出掛けてきました。上州屋で幹糸クロダイ用の蛍光ナイロン3号・中通し錘0.5号・赤ハゼ7号針を購入して16時には竿の準備が整い、16時半ゴングが鳴ると当たりが出始めて、それが最初はケミ蛍が水深2mへ沈んで着底 仕掛けの幹糸のふけるタイミングが取れずに、掛けても水面に落下の舞が続きました。餌のホタテとアオイソメを交換したり抱き合わせたりしているうちに、だんだん竿先から伝える魚の信号をキャッチ出来て 合わせるタイミングが解ってきて それは本当に目からうろこの感じで、寒さも忘れて19時まで釣りました。アオイソメの方が私にとっては食い込みが良くて、最後は20㎝もゲットして、全部で41匹を数えることができました。ご指導いただいた雨男名人には感謝して余りあるんですが、冬寒くなってから抱卵ハゼ釣りって工夫でこんなに違いが出るんだって思いました。4年前に富士見勤労感謝の日の大会で両手で長竿を操って170匹も釣ってほかの人を寄せ付けないで優勝された名人の技を直ぐ隣で見せて貰ったことがあるので、ハゼ釣りの極意は素人には理解を超えていると思ったのでしたが、今回は夕方に暗くなってからが時合いで、そこでいかにしてハゼの居食いする習性をつかむかが勝負なのだと感じました。

片貝正一丸 竿収めでノドクロ何とか4匹確保!

 


2017 12 15 片貝正一丸アカムツ
電動リールの巻いたPEラインを全部しょっぱなに海中へ海の藻屑にしてしまって、どうしようかと思うオープニングにもかかわらず、これではなら痔と予備の電動リール(中乗りさんにこんなリールではだめだと言われたのですが)水深最大320mまでデカイ250号錘を上げ下げして頑張って何とか今年最後の釣り収めをしてきました。
 今年は竿頭を(太刀魚とアカムツで)2度も取った実績のある太刀魚用の細い(錘負荷にやっとやっと耐えられる)竿が今回もその効果を示してくれました。
クロムツとサメしかバケツに居なかったのが、水深130m位で鯖の猛襲があって 全然海底にまで届かない時間帯が結構長かったんですが、何とか土産を4匹確保できたので、竿収めとしては(念願の50センチを釣れなかったけれど)まあ新潟・金沢へ送ると約束したのを守れたので、それだけでも良しとするべきでありました。
 輝くサバ


の刺身葉釣り人の特権ですし、孫たちにもしめ鯖を届けてやれるのでよかったです。

鹿島第三幸栄丸一つテンヤでボーズ!


12月9日に鹿島まで遠征してまたもやボーズとは!しかし今回はこの前新潟県境の小谷温泉へ同行したキノコの会長さんの車で、深夜2時女性二人を八王子で乗せて、初テンヤ鯛に案内してきたのでありました。比較的乗り合い船は空いていたので中乗りさんの丁寧な面倒見もあったので、私は自分の釣りに専念出来たんですが、メバル一匹だけでした。女性の一人はビギナーズラックで初アイナメをゲットしていました。もう一人はもう身罷った旦那さんが昔釣り雑誌の編集長だったので。北海道のサルマ湖でもカレイをバケツ何杯も釣った経験者だったのですが、10年以上ぶりだったので、すっぽ抜けたバラシは何回かあったものの結果はベラばかりでした。快晴の海上はうねりがかなりあって潮はあんまり流れず、無線で聞こえる船長たちの会話は終日元気がありませんでした。なんせ当たりは瞬発的にエビの頭だけ齧られるエサ取りに、もうベラ退治に来たのかと思うほどでした。そんな中で会長さんは小型真鯛1枚と、猛烈な突っ込みをしばしやり取りしたけれど、船底に潜られてしまってドラッグの走りを思わず絞めてしまったので、その瞬間竿のジョイント刺込み部が折れてしまったのでした。大型船なのでかなり離れて座って居た私は3人めだったのに、バキット激しい音が響いてきたほどでした。聞いたらこの日のために買ったばかりの竿だったと言うので、びっくりしたし、そんなのがいるんだと思ったのでした。
釣れなかったので船宿からは土産にシラスをもらい、ほかに北寄貝(採りたて生きたままの)と茹出たタコが並べてあったので買って帰りました。